みなさんはどのようにモノを選んでいますか?
人それぞれの価値観があると思いますが、その価値観は日々の暮らしの中からつくられるもので、ご両親の影響が大きいと思います。
つまり、ご両親の価値観は子どもたちの価値観にもなることが多いということです。
ご両親が使い捨ての感覚でモノを選び、使い、汚れたからと捨てていれば、恐らく子どももその価値観でモノを選び、使い、捨てます。
汚れたら、傷がついたら捨てればいいという感覚では、モノを大切にしようという感覚はなかなか分かりにくいかもしれません。
ご両親がいいモノを自分達でお手入れをしながら大切に永く使っていたら、恐らく子どもその価値観でモノを選び、お手入れをしながら使い続けます。
永く使えるものは、自分達でお手入れができるか、修理をしながら使い続けることができます。
日々の生活の中で、モノを大切に、愛着を持って永く使うという価値観が育まれます。
日本の技術は素晴らしく、安くたくさんつくることができます。用途によってはそちらの方がいい場合もあります。
いいモノというのは、一般的な他の商品と比べて価格が高いです。
価格の差はほとんどの場合、目には見えないところにあります。ただ、その目には見えないところにどれだけこだわって丁寧につくられているかによって、使い心地や耐久性が大きく変わるのです。
私たちがご紹介している商品は、自分達でお手入れをしながら永く使えるものです。
アートギャッベやハグみじゅうたんも何かこぼしても自分達でお手入れができますし、何かあれば修理もできます。
日々の生活の中で、モノを大切に愛着を持って永く使うということを学んだり気付いたりするきっかけにしていただきたいと思っています。
ここであるお客様のエピソードをご紹介いたします。
あるご家族の息子さんは、物心つく前からギャッベと共に育ってきました。
そんな息子さんが大学の進学でお家を出ることになり、ご両親が入学祝は何が欲しい?と尋ねたそうです。
すると、息子さんは
「家のじゅうたん持っていきたい」
と答えたそうです。
ご両親は驚きとともに、嬉しさもあったそうです。
いつも変わらずそこにあったギャッベが、いつのまにかかけがえのない存在になってなっていたのでしょう。
ご両親は息子さんの入学祝として息子さん用のギャッベをプレゼントすることにしたのです。
息子さんは「家のギャッベの肌触りに近いものを」と座り心地や寝心地で一番落ち着くギャッベをお選びくださいました。
日々の生活から「愛着」が育まれ、ご両親の価値観が息子んさんの価値観になった素敵なエピソードでした。
▼他にも素敵なエピソードがございます
特集【アートギャッベものがたり vol.7】アートギャッベがある暮らし
みなさんも子どものころからお家にあるもの、使い続けているものはありますか?
永く使えるということは、捨てることが少なくて済むので地球にも優しいです。
私たちはこれからも、いいモノを大切に永く使う大切さをお伝えしていきます。
そして、皆さまが大切に永く使い続けたいと思えるモノに出会えることを願っています♪