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生命力を感じる「神代杉」のテーブル

こんにちは。
毎日暑い日が続いて、夏の訪れを感じますね。
ボー・デコールは2階はさておき1階はとてもひんやりしていますので、ぜひ避暑地として遊びに来てくださいね。

さて、9/1(日)まで開催しているクリアランスフェア!
展示入れ替えのため一部の家具や絨毯、カーテンがお得になっています。

今回はそんなクリアランスアイテムの中から、「神代杉(じんだいすぎ) のテーブル」をご紹介致します。


▲現品限り(天板の金額)¥378,000 →¥270,000(税込)
サイズ:幅143×奥行112㎝

1階 北欧の家具コーナーから絨毯コーナーに向かう最中にある、こちらのテーブル。皆様、もうご覧になられましたか?

「うちはもうテーブルはあるから」という方にも絶対に絶対に見ていただきたい、すごくロマンがある素敵な木材なんです。

その特別な木材の名は、「神代杉(じんだいすぎ)」。


▲味わい深い表情の木目


神代杉とは

土中、火山灰中、水中等に埋没し、長い年月を経て化石となる手前で発見、発掘された杉材のことをいいます。

古代に地震や噴火、洪水等により非常に短い時間で土中、火山灰中、水中等に埋没し、酸素が遮断されることで菌や虫などによって腐敗することなく年月を重ねた存在です。

名前の由来は、神様の時代から眠り続けていた木、ということ。

神代杉の特徴

神大杉は、自然の営みの中で独特な黒褐色に経年変化した、非常に希少価値の高い銘木。


▲個性あふれる、豊かな表情の木目

長い年月をかけて炭化しやがて化石になるため、木材の中に含まれる水分や油分が抜け落ち、色味は全体的に暗色を帯びます。

その渋みのある色調が喜ばれ、現代では多くの高級建築の装飾、工芸品や高級家具などに使用されています。

スタッフKが感じる魅力

それは、なんといっても力強い「生きる力」による美しさ!


▲木は生きている!と感じるこの表情

地上に根を張ってたくましく生きていた中で、ある日突然、まさに一瞬にして、地中深くしか見えなくなる。

気の遠くなるほど長い間土の中に埋もれ、腐ることなく発見された神代杉は、他の木材とは比べ物にならないくらいの艶を放ちます。

わたしたちが長年ご紹介しているアートギャッベ(絨毯)にも、生命力や健康長寿の象徴として「生命の樹」という文様がよく描かれていますが、なにか通じるものを感じたり…。

生命力あふれる大きな木の姿にわたしたち人間が勇気づけられてきたのは、昔から変わらないのかもしれないですね。


▲アートギャッベに登場する「生命の樹=糸杉」

そして今回この神大杉について調べてみて一番感動したのは、地盤改良や工事などの最中、土や水の中から神大杉を発見した方々の、笑顔で喜ぶ姿や、喜びにあふれる声!

決して人工的にはつくることができず、生成過程や発掘、発見される過程も偶然によるものが大きいことから、発見すると新聞の記事になることもあるほど「喜ばしいこと」なのです。


▲どっしりと構える力強い姿

そんな素敵な銘木の一枚板がお店にあったなんて…、恥ずかしながら実は知りませんでした。物語を知ってから眺めると、何時間でも撫でていたくなるような大きな大きなやさしさを感じます。

ぜひボー・デコールにいらしたら、「古代のロマン・神代杉ってどこですか?」とお声掛けくださいね。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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