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【林業体験】草刈り・木こり編

こんにちは!

先日お伝えした林業体験、本日は芝刈り・木こり編です。

当日はカマで草を刈る部隊とノコギリで枝打ちする部隊に分かれての作業でした。

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山の中には葦などの草がたくさん生えており、目的の杉の木までなかなかたどり着けません。

まずは作業がしやすいように、草を刈る作業をします。

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慣れないカマの作業にカマ部隊のみんなは汗だくでした。

終始中腰だと疲れますね!

葦の草はもともと生命力が強く、せっかく植えた杉の苗木の成長を妨げてしまう恐れもあるので、こういった草刈も重要な仕事だそう。

木を育てるのは本当に大変です。

 

ほかにも、こんな大きな杉を切る作業もしました。

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杉の木を育てていくのが目的なので、基本的に杉以外の草や木を切っていくのですが、その際杉の木を傷つけないように、慎重に作業をします。ただし、例外もあります。

杉の木でも、細くて曲がってしまっていたり、上の方が枯れかけて栄養が行き届いていないものなどは切り倒してほかの木に栄養が行くようにするそうです。

枝うちや草刈りとは比べ物にならないほど大きい杉の幹の部分を、ノコギリで切りたおしました。

これがなかなか大変!

ノコギリがなかなか動きません。一人が木を強く押すことでなんとか少し隙間ができて動くようになるのですが、すごい力が必要でした。

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力持ちで自慢の男性陣ががんばって切り倒しました!

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が、うっかり逆側に切り込みを入れるのを忘れて皮の部分が裂けてしまいました…

枝打ちの時も逆側に切り込みをいれないとこんな風に裂けてしまい、幹の部分が傷ついてしまうので、ちょっとのひと手間がとても大切なんだなあと実感です。

 

とはいえ、実際にお仕事されている方はもちろんチェーンソーを使って、もっと大きな木も軽々切り倒していきます。

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チェーンソーや芝刈り機はとても危険なので、遠くから見物。

何mもある木が倒れてくるので、木の高さの1.5倍くらいは離れないと危険です。

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倒れた時に枝が跳ね返って怪我をすることもあり、林業の現場はいつも危険と隣り合わせなんだそう。

事故率も高く、炎天下の中の作業や極寒の中での作業と、とても厳しく大変な仕事だと伺いました。

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せっかくだから、とのことで倒したコナラの木を特別に分けていただきました!

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チェーンソーで切り分けるのをみんなジーッとみています。

かっこいいんですよ。

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大きなコナラの木にみんな大興奮でした。

軽々もっているように見える丸太、とっても重いそうです!!

 

ちなみに…

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いただいた木はボー・デコールの玄関入口に飾ってありますので、是非ご覧ください。

大迫力でとても素敵です。

 

普段から天然木の家具や小物を扱っている私たちですが、森に行くことはあってもその森を育てることは未体験。まだまだこれから育てていく小さな杉林が、何十年もかけて大木に育っていくには、時間を掛けて手間を惜しまず手を掛けていくことがとても大事なんだと思いました。

でも、それは出来上がった家具も一緒かもしれないです。

切ったあとも木は生きています。

家具になったから完成ではなく、お手入れをして使い続けなければ、乾燥してヒビ割れたり、染みが目立ってきたりします。

手をかけていくことに変わりはありませんね。

木が生きた何十年、ときには100年以上の時間をいただいているわけですから、より大切に使っていきたいと思いました。

 

次回は<紅葉~お散歩編~>です。

お楽しみに!

 

 

 

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