ボー・デコールでもご紹介している、天然木のダイニングテーブルやデスクはオイル仕上げで自分でメンテナンスをしながら長く使うことができます。
ただ、だからこそいただく「お手入れってどうすればいいの?」というご質問。
本日は、オイル仕上げのテーブルのお手入れ方法についてご紹介します。
◆オイル仕上げとは
オイル塗装とは、天板の表面をオイルで塗り込む仕上げのこと。
表面に塗膜がないので、自然の木の香りや質感そのものを感じることができます。経年変化によって色合いが変わっていくのも楽しみのひとつ。また、傷や汚れがついたり、コップの底の水滴などを放置しすぎると輪染みがつくこともあります。
しかし塗膜がないからこそ、ご家庭でメンテナンスができます。毎日拭いて使う家具だからこそ、どんなものでも傷をつけないことは難しいですよね。メンテナンスできるという安心感により、少し心の余裕も生まれそうです。
◆メンテナンスの方法
天板が乾燥してきた時のお手入れ方法
【ご用意いただくもの】
・乾いた毛羽立ちにくい布(着古したTシャツの布など)
・メンテナンス用オイル
▲ボー・デコールで販売している植物性のオイル
①まず、乾いた布で天板の誇りを拭きます。
②オイルをよく振り乾いた布に少し取ったら、天板全体に薄く延ばします。
オイルを取りすぎたな…と思っても薄く延ばしていただければ大丈夫です。約30分後に一度乾拭きし、その後は乾いたら完成です!
※オイルを塗る際に使用した布を処分する際は、そのまま捨てると酸化反応を起こす可能性があります。たっぷり水を含ませてから袋に入れて、燃えるゴミとして処分してください。
オイルを塗る頻度は、よく水拭きするテーブルやエアコンの風や陽がよくあたる環境などの場合は、年に1~2回程行うことがおすすめです。
傷やペンで書いてしまった時のメンテナンス方法
【ご用意していただくもの】
・乾いた毛羽立ちにくい布(着古したTシャツの布など)
・メンテナンス用オイル
・紙やすり(400~1000番台)
①まず、乾いた布で天板の誇りを拭きます。
②こんな風に汚れがついてしまったところを…
②紙やすりで木目に沿って削ってください。
紙やすりは、最初は目の粗いものから始めて、仕上げに細かいものがおすすめです。木目に逆らうと傷になりやすいので、木目に沿うようにしてください。また、ペン部分だけでなく、周りも慣らすように削るのがおすすめ。
小さな板や箱などをあて木にして紙やすりを巻き付けると、力が均等に加わり削れやすいです。(あて木は平らで握りやすければ何でも構いません)
④やすった部分を拭いてください。
矢印の部分が、削れて白くなっています。白くカサカサになっていますが、これが本来の木の部分です。ペンの汚れが消えているのが分かりますね。
⑤オイルをよく振り、乾いた布にオイルを取り塗っていきます。
やすった部分だけでなく全体的に薄くのばすのがコツです。
⑤30分後位に一度拭き、乾いたら完成!ペンの痕が消えました。
先程白くなっていた矢印の部分に、オイルが染み込み潤ってきました。傷の場合は深さによって変わりますが、メンテナンスにより目立ちにくくなります。
もっと全体的にやすってメンテナンスをしたい!という方はこちらをぜひご覧ください。
ダイニングテーブルのメンテナンスの様子
他にもご購入いただいた後のアフターメンテナンスについてはこちら。
インテリアのアフターメンテナンス
実際に店頭でメンテナンス方法もご覧いただけます。また、メンテナンスのご依頼も承っておりますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください!
【お問合せ先】
ボー・デコール新潟本店
TEL:0250-21-3939
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