こんにちは。
今回は素敵な2軒のお宅に納品させていただいたカーテンをご紹介いたします。
どちらも生地はオリジナルリネンカーテン『Lif/Lin』の【LL4003 BL】
葉柄の刺繍の透け感がとても美しく、デビュー当初から変わらず人気のあるレース生地です。
以前にも紹介させていただいたW様の出窓のカーテン。
実はもともと紐を引くことで裾が風船のように膨らんだフォルムになるバルーンシェードを付けていらっしゃいました。
ですが、この出窓の奥がちょうどお隣さんのお家の玄関になったために開けることがなくなったとのこと。
ということで、通常のカーテンスタイルでお作りすることになったのですが、普段開け閉めする機会のほとんどない窓に新たにカーテンのためのレールを取り付ける工事をするのも何だかもったいないのでは…
ということで、通常のカーテンのようにヒダを作った裏側に面ファスナーを縫い付けてもともとバルーンシェードを取り付けていた器具に取付けました。
シェードスタイルの時と違って裾に隙間が出来ないのでお隣さんから視線も気にせずに厚手のカーテンを開けておくことができるようになりました。
そして面ファスナーで取り付けているだけなのでお手入れが簡単なことも嬉しいところですね。
明るい窓辺に観葉植物のグリーンがとてもきれいでした。
W様、ありがとうございます。
そしてこちらはS様のダイニングの4連窓。
明るい陽ざしが優しく入るこの窓は出来れば塞ぎたくないというのがS様の御希望。
でも新しく建つお隣のお宅の大きな窓からの視線はやはり気になります。
そしてこの縦型窓はスベリ出し窓になっており室内側に網戸が付くので窓枠の中にカーテンのレールを取り付けるのは困難。
窓の形を活かしつつ、視線をカットし陽の光を取り込むには…
S様も欠かさず見ているという雑誌「haru-mi」に掲載された栗原はるみさんの窓辺を意識して二枚のレースカーテンを重ねたカフェカーテンを作りました。
上に重ねたブルーの刺しゅうレースを片側で留めれば光もふんだんに取り込めるだけでなく、留め方によっていろいろな表情を楽しめるようになりました。
奥行が1cmしかなかった窓枠の中も細身のテンションポール(つっぱり棒)を使うことでスッキリ。
白のレースはポリエステル。
呼吸する生地であるリネンと比べると伸び縮みをしないのであえて少し短めにして縫い合わせています。
網戸に張りついてしまって汚れが気になる時にも簡単にお手入れができるのも良いですね。
人の集まるお料理上手なS様のダイニングがより一層明るくなりました。
S様、この度はありがとうございます。
一人ひとり暮らし方は違うもの。
暮らし方に合わせて家具を選ぶのと同じくカーテンも自分オリジナルが作れるのがオーダーカーテンの魅力です。
「オーダーカーテン=高い」と思われがちですが、工夫次第でお求めやすくもなります。
気になっていた窓が一番のお気に入りの空間に変わるかもしれません。
どんなカーテンが付けられるのか、予算がどうなるか等、ぜひボー・デコールのスタッフにご相談くださいませ。