ボー・デコールで人気の高いミナ ペルホネン(mina perhonen)の布生地に、新たなラインナップが加わりました。
7/22~8/15までの間、即日お持ち帰りいただける椅子やクッションを集めてお披露目会を行います。
目次
- ミナ ペルホネンとは?
- 皆川明の世界
- 新入荷生地の紹介
- まとめ
ミナ ペルホネンとは?
ミナ ペルホネンは、ファッションデザイナー皆川明のファンションブランドです。
オリジナルのテキスタイルで生地から洋服作りをするのが特徴的で、日本を代表するファブリックブランドでもあります。
フィンランド語で、ミナ=私、ペルホネン=蝶 を意味する
様々な個性を大切にし、素材だけでなく、デザイン、色使いの組み合わせも美しく、その奥深さに魅了されるファンが世界中にいます。
例えば、デンマークのファブリックブランド「Kvadrat」、イギリスのアパレルメーカー「Liberty」、スウェーデンのデザイナー「リサ・ラーソン」など。
そんな世界中からも人気の高いミナペルホネンの中でもおそらく最も有名なデザインがTambourine。
どこかで目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
ぷくっと盛り上がった小さなドットで輪を描いたミナの中でも代表的なデイザンの一つです。
一見同じようなドットで描かれたように見えますが、実は一つ一つ微妙に表情が違います。
機械的ではない柔らかさや優しさを感じられるのが、長く愛されてる理由なのかもしれません。
皆川明の世界
皆川明はミナ ペルホネンのデザイナー。
ファッション業界では半年ごとに新しいアイテムが発表され、時間が経つと値下げされたり、流行り廃りもあります。
そんな中、ミナ ペルホネンは原則セールをせず、シーズンを超えて愛着を持ち長く繰り返し着る事を目指しています。
彼の普遍的なブランドの哲学にボー・デコールも共感し、長く愛着を持って使える家具たちにお気に入りのファブリックでスパイスを利かせるように楽しんでいただければと考えています。
デザイナーとして数々のデザインを生み出す彼ですが「自分には向いてない仕事だな」と語っています。
ですが「向いてないか一生やる仕事としては飽きない、なかなか上達しないということは一生探求していけるだろう」とも語っています。
また、トレンドは追わずに素材にこだわるというスタイルにもと、自然界になる植物や動物、日常の原風景をモチーフに手書きで図案を起こし、それをプリントや刺繍、織などで表現しています。
既に知っている方も初めて知る方もこれを機にミナペルホネン・皆川明の作る世界観を感じていただければ幸いです。
新入荷生地の紹介
ボー・デコールで今までご紹介してきたKvadrat×mina perhonenのファブリック。
Tambourine Hallingdal
Stick Tree
Crystal Field、Forest Napなど..
これらに加えて『dop』というファブリックが加わりました。
『dop』は裏表異なる色でできた両面リバーシブルの仕様となっている「ダブルフェイス」の布です。
イタリア語の”doppio”=「ダブル」に由来し”dop”と名付けられたそう。
そして、この生地の最大の魅力は使い込むことによって感じられます。
表裏とで色合いの違う仕様になっているため、擦り切れていく事で新たな生地が顔を出すという作りになっています。
使い込むことでしか味わえない表情と使う人によって異なる表情を楽しめる唯一無二のファブリックです。
tambourine(since2000~)
冒頭でも説明しましたが、小さなドットで輪を描いたミナの中でも代表的なデイザンの一つ。
一見同じようなドットで描かれたように見えますが、実は一つ一つ微妙に表情が違い、機械的ではない柔らかさや優しさを感じられます。
choucho(since2001~)
ちょうちょが舞う姿から、ちょうちょの周りの軽やかな空気を表現したデザイン。
ブランド名のperhonenから分かるようにミナ ペルホネンを象徴的な存在です。
眺めても楽しいですね。
まとめ
日本を代表するファブリック『ミナ ペルホネン』
日常の原風景をモチーフとしたデザインは、どこか懐かしく、美しい色使いが織りなす多彩な表情は見る者を魅了します。
ぜひ、ファッション感覚でお気に入りのファブリックをお使いの椅子やクッションで楽しんでいただければと思います。
今回新入荷の生地の他にもデンマークのテキスタイルやボー・デコールオリジナルの生地も展示しております。
現在お使いの椅子やソファの張替、修理も承っていますのでお気軽にご相談くださいませ。