こんにちは。
皆様、先日ご紹介させていただいた山川建築事務所様のインタビュー記事はご覧いただきましたでしょうか?お子様がまだお腹にいた頃からご家族の毎日に寄り添ってきた絨毯の物語、とっても素敵でしたね。
さて本日は、そんな第1弾に続き、手織り絨毯特別インタビュー【第2弾】をお送りします。
目次
T様のご紹介
素敵な中庭があるお家にお住まいのT様。お料理やお菓子作りなど様々な趣味をお持ちで、お洋服もいつもおしゃれ。お話していると元気を沢山いただきます。そんなT様の暮らしを感じられるインタビューをご紹介いたします。
暮らしを見つめる
家族構成が変わり自分の時間がゆっくり持てるようになってから、家をより心地いい空間にしたいなと考えていました。義母がお茶をしていたこともあり、茶室と中庭があるのですが、今まではあまり庭を意識していなかったんです。
▲お庭へと繋がる空間に敷かれた
彩り豊かなアートギャッベ
▲苔や季節の草花を楽しめるお庭
でも最近、ここからの景色がすごくいいなと感じることが増え、中庭を眺めながら食事やお茶をすることが増えました。
▲お気に入りの空間で食べる、自家製マロンケーキ
午後は良い感じに陽の光が入ってくるので、心地いいです。窓をあければ風も通るつくりなので、クーラーがなくても涼しい。この場所で朝食を食べたり、お茶をしたりしている時間がとても幸せです。
手織り絨毯の魅力
我が家にはアートギャッベが何枚かあります。小さいものからリビングサイズまで。ボー・デコールさんで絨毯のイベントがあるとよく見に行ってしまいますね。草木染で手織りの絨毯は着物と同じで、すごく手が込んでいるのが一目で分かります。しかも一枚一枚個性があってみていて飽きないのも魅力の一つなのかなと思います。
これは数年前に購入したシルク入りのアートギャッベ。柄の部分がシルクなんです。あの場所に敷きたい、というより「この一枚が欲しい!」と思って選びました。今お店に行ってもこういったデザインはないので、あのとき思いきって買ってよかったなあと思います。たまに外に出して干しているのですが、シルクの部分がキラキラ光って本当に綺麗なんですよ。
▲遊牧地でテントの周りに敷かれたギャッベ
自然の景色を感じられる、やさしい色合いです
ギャッベはお日様がよく似合う。干したギャッベの上に寝転がって、庭からの風を感じるゆったりとした時間がお気に入り。寒い冬の日に、お気に入りの茶器でお茶を飲んでいる時が幸せです。
インタビューを終えて
なにげない毎日の中に、肩の力を抜いてほっとできる時間をつくってくれる。
手織り絨毯の最大の魅力は、そんなところかもしれないなぁと改めて思わせていただいたT様のお話。
▲リフォームをされる前のご様子
足元には、お気に入りののアートギャッベ
人生は、1日1日の積み重ね。心地いいモノに囲まれて過ごすことは、自分自身の心を大切にすることにも繋がりますね。自分のお家を改めて探検して、見つめてみたくなる、そんなインタビューでした。T様、ご協力いただき、ありがとうございました。