こんにちは。7月から8月にかけて開催していたカーテンフェアでお選びいただいたウィリアムモリスのカーテンが仕立て上がり、お届けに行ってきました。とても素敵だったので、その様子をご紹介いたします。
お選びいただいたのは、ウィリアムモリス・コレクションより「ピンパーネル」という生地です。可憐なルリハコベと大胆なチューリップが描かれたデザインは、モリスの自宅のダイニングで、壁紙として使用されました。
長岡市で開催されていた「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」のポスターにもなっていましたので、見たことのある方も多いかもしれません。
選ばれた際にはモリスの存在感のある生地がお部屋に合うか気にされていましたが、実際に掛けてみるとこの通りとても素敵でした。大柄のデザインですが、繊細で優しい色使いのおかげで明るくさわやかな印象です。
レースは以前よりお使いいただいている、リネンの刺繍入り生地です。リネンとモリス、意外な組み合わせだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですがこうして掛けてみると、お互いに引き立て合って綺麗な組み合わせでした。
リネンはナチュラル、モリスはクラシックなどといったイメージを持たれることも多いですが、合わせ方次第でどんなテイストにも取り入れることができるのだと改めて実感しました。
窓辺の赤いキリムと合わせると、クラシカルな雰囲気に。
別の窓では、くるみで染めた柔らかな色のギャッベと合わせて優しい雰囲気になりました。
日当たりの良いお部屋でしたので、レースカーテンから木漏れ日のように落ちる影も素敵でした。1日中、色々な表情の窓を楽しめそうですね。
W様、この度はありがとうございました。素敵な窓辺での暮らしをお楽しみくださいませ。