HOME  BLOG

【アートギャッベ】オールドギャッベに出逢ったら

こんにちは。

昨日に引き続き強い風が吹きすさぶ秋葉区では桜の花びらもどこかへ飛んで行ってしまったようです。

ついこの間、ギャッベじゅうたんをお届けした時に、「このじゅうたんは空を飛びますか??」と質問を受けたのですがこんな風の中ならどこへでも飛んで行けそうですね。

 

今日は『空飛ぶじゅうたん』に出てきそうな一枚をご紹介します。

このとても優しい風合いのギャッベじゅうたんは【オールドギャッベ】と言われています。

「オールド」=「古い」「年月を経た」。じゅうたんの国イランで織り上げられてから30~40年ほど使い込まれたギャッベを【オールドギャッベ】と呼んでいるのです。

そんなにも長い時間使われていたとは思えない程、毛並はつややかで美しく、肌触りも柔らかです。

それこそ何十年も使われていた中古のじゅうたんを販売できるのですから、ギャッベがどれだけ丈夫で汚れにも強いのかが分かります。

ただ長い年月を経て色合いは少しボケているような…

グレーの毛の部分を持ち上げてみると、鮮やかなグリーンが出てきました。

恐らくこの部分は化学染料を使って染められた毛糸。この時代、手のかかる草木染ではなく手軽に鮮やかな色合いに染め上る化学染料が多く使われていたりもしたのです。ただ、化学染料は手軽に染められるのですが色が褪めて行くのも少し早いようです。

現代で織り上げられるギャッベはその当時から比べるとものすごく手が込んでいます。昔から伝わる草木染を多く使い、織りの細かさも格段に上がっています。

ギャッベじゅうたんは一枚を織り上げるのにとても長い時間と手間を必要とするじゅうたんです。

ひとつひとつの結び目を引き締めていく中で、家族の健康や幸せを願って織られます。

オールドギャッベは家族を想いながら作られ、そして家族の生活の中で使い込まれたじゅうたんだからこそなんだか懐かしい、優しい気持ちになれるのかもしれません。

空は飛べないかもしれませんが、ギャッベが過ごしてきた時間に想いを馳せて時空を飛ぶことはできるかも…

 

現代のギャッベとはまたひと味違う、使い込まれたからこそ生まれる風合いを楽しんでみるのはいかがですか。

ぜひお店で実際に触れてみてください。

お待ちいたしております。

 

・・・・・・・・・・イベント情報・・・・・・・・・・・・・・

4/8(土)~4/30(日) ※期間中無休
春 の手織りじゅうたん展 開催!

丹精込めて織りあげられるアートギャッベと
安心して使えるLOHASなハグみじゅうたんが全コレクション勢揃い!

ぜひこの機会にご覧くださいませ。

お問い合わせ先

インテリアショップ ボー・デコール新潟本店
新潟市秋葉区新津4462-3
TEL0250-21-3939

【ランドセル】一生もの革のランドセル

みなさんこんにちは。

全国的に荒れ模様の天気ですが、秋葉区も昨日今日と風が強かったですね。せっかくの桜が心配だなあと思っていましたが・・・今朝起きたら道路が一面真っ白に(>_<)!

近くの桜並木からまるで雪が積もるように花びらが散っていました。なんだか花びらがもったいなく感じましたが、しかしそれはそれで花びらのじゅうたんの上を歩くようで綺麗!天気が悪くても桜を満喫できた朝でした・・・。

 

さて、新学期も始まり皆さまは新生活になれてきた頃でしょうか??

ボー・デコールでは4月に入ってからさらにランドセルをみに来てくださる方が増えてきています。

お店で目にしたことがある方も多いと思いますが、ボー・デコールでは、大人になってもお手入れをしながら使い続けられる本革のランドセルを扱っています。

ほとんど表面加工をしていないナチュラルな革なので、使い込むほど色ツヤが増していくんです。

製作しているのは、たった一人の職人さん。

革の仕入れや鞄のデザイン、製作まで全ての工程を一人で行っているいます。

この写真は昨年、試作品を製作している時に工房にお邪魔した時のもの。

ひとつひとつの作業が全て細かい手作業。職人さんの真剣な眼差しがかっこいいです。

こちらはランドセルの型紙。こんなにあるのには驚きました!

ランドセルを造るために、約30ものパーツを組み合わせていきます。分厚い革をカットするだけでも技術と手間が必要なんですね。

 

大人らしい上品なデザインですが、お子様が背負うとこんな感じです♪

お似合いです♪手で持つと重く感じますが、ぴったりフィットさせて背負うと軽く感じますよ。

来年度入学予定のご家族、まだご入学が先の方もお店にいらしたら、お気軽に背負ってみてくださいね。

現在ランドセルコーナーは2階デスクコーナー内です(^o^)

 

【北欧ファブリック】北欧の暮らしとインテリア

こんにちは!
桜が満開の新潟市内ですが、新潟らしくくもり空が続きなかなか青空と桜の景色を見れないでいます。

でも今日はとても素敵な景色をみることができました。

空はあいにくのくもり空で風も強かったですが、花びらがひらひらと舞い、雪のように道路に降り積もる様子はとても美しかったです。

ここは新潟市秋葉区三ツ屋地区の「マイロード桜の舞うみち」。

ソメイヨシノではなくピンクが鮮やかな陽光桜です。遠くからでもピンクの可愛らしい花がとても目立ちます。

とっても幸せな気分になれますので新津に来る際は是非こちらの道をおススメいたします^^

さて、続いては今日のご紹介のアイテムです!

北欧ファブリックと、それが生まれた北欧の暮らしについてご紹介いたします。

 


<新作アイテムのご紹介>

今日ご紹介するのは、桜を見ているときと同じように、とても素敵でワクワクするようなアイテムです。

こちらの椅子!ではなく注目していただきたいのは椅子の「座面」なんです。

このかわいらしい椅子の座面…。

そう、この春新登場したのは、「生地」です。

生地は生地でもただの生地ではなく、「北欧ファブリックの生地」が新入荷しました。

お気に入りの椅子にお気に入りの生地を張って世界にひとつだけ、自分だけの椅子を作ってみませんか?


<色とりどりの美しさ>

デンマークで生まれたこちらの生地。

とにかく色とりどりでとても綺麗。

北欧家具といえば明るいファブリックのイメージを持たれる方も多いかと思います。

カラフルな色合いは心も明るくしてくれますよね。

ただ、この鮮やかな色合いはなかなか出せるものではありません。

化学繊維のものだと明るい色を選んだ途端にチープな印象になってしまったりと、思うような生地に巡り合う事自体少ないなあと感じます。

一方で、このデンマークの張地はどれもすごく素敵!

大体がウール100%で織り上げられており、独特の風合いがとても美しいのです。


<世界的デザイナーとのコラボレーション>

デンマークといえば北欧デザインの家具で有名ですが、このファブリックメーカーは世界的デザイナーの方々とコラボレーションして生地を作っているのです。椅子はデザインや座り心地の他に、生地選びがとても大切です。デザイナーも張地にはとてもこだわるそうです。

例えばこちらの画像の赤い椅子。

ボー・デコールでも人気の高いナナ・ディッツェルのデザインした椅子ですが、実はナナ・ディッツェルはこの椅子に張っている生地もデザインしているのです。

女性デザイナーならではの曲線が美しいこの椅子には、シンプルながらも織りに少し立体感のあるこの生地がとてもよく合います。

また、北欧デザイン好きならみんな大好き!皆川明氏デザイン「ミナ・ペルホネン」の生地もお選びいただけます!

これはテンションが上がります!

お持ちの椅子の張替などもできますので、お気軽にご相談ください^^

 


<北欧家具の魅力~受け継いでいくこと~>

デンマークの方に話を聞いた際に皆さんおっしゃっていたのが、「お気に入りの家具を何十年も大切に使い続けること」です。

(ボーエ・モーエンセンJ39チェア)

こちらはなんと50年近く使っているという椅子。

持ち主の方にお話を聞いたところ、ご主人が結婚する前から大事に使っていた椅子なんだそう。ご主人が亡くなってしまった今でも大切に大切に使っているそうです。

大切な人がいなくなってしまったあとでも、想い出とともに残ってくれている。宝物のような存在ですよね。

そしてこちらも50年使っているというコットンのカーテン。

そんなに年月が経っているなんて分からないくらいとても柔らかく素敵な雰囲気です。

これが化学繊維には真似できない自然素材の良さですよね。

 

ウールの生地もとにかく丈夫。

布は汚れやすいから革で、、、なんて声をよく耳にしますが、良い生地は革以上に長持ちします!

こちらのソファの張地も何十年も使っているそう。擦れている感じも褪せている感じも全くないことに驚きました。また、このひざ掛けもご友人のデザイナーの方が何十年も前に作ってくださったものだそう。そのご友人もすでに亡くなってしまったそうで、「これはとても大切なものなの」と教えて下さいました。

使い続けることでより風合いが増し、想い出が詰まっていく、そんな使い方ができるのが自然素材の良さだと思います。


<北欧の暮らし~自然とともに生きる~>

デンマークをはじめとする北欧では、新潟と同じでとにかくくもりの日が多いそう。

でも日本と違ってデンマークはお家もとてもカラフル。

船乗りが帰ってきたときに霧でよく見えないときに、自分の家を見つけやすいようにと色を付けたのが始まりなんだそう。

それとは別に、くもり空が多いので、お家だけでも明るくしたい!という願いも込められているんじゃないかなあと思います。

そして冬はとても寒く、日も短い。

でもその厳しい環境を、北欧の皆さんは様々な工夫で楽しく過ごされていました。

お庭でお花を摘んできて、手づくりのケーキをふるまう。

キャンドルを灯しながら、のんびりと家族との時間を楽しむ。

そんな暮らしが根付いているのが分かります。

 

家族との時間を大切にし、ひとつの物を永く大切に使い続ける。

無駄な物は増やさない。

電力はほとんどを風力発電でまかない、

馬や牛が広大な土地を自由に走り、

交差点には信号すらなく、

車よりも自転車が移動のメイン。 おじいちゃんたちも自転車です!

自然とともに暮らす北欧の暮らしに、私たち日本人が憧れる理由はそこにあるんだと思います。

便利になりすぎている世の中だからこそ、失いがちになる「大切なもの」を教えてもらえた気がしました。

 

北欧ファブリックを眺めながら、色々なことに想いを馳せてしまいましたが、お買い物で迷ったときには心に響くもの、何十年先も使い続けられるもの。

そんな基準で物を選んでいただけたら嬉しいです。

色々な価値観を与えてくれる素敵な北欧ファブリック、是非見にいらして下さい^^

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・イベント情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4/8(土)~4/30(日) ※期間中無休
春 の手織りじゅうたん展 開催!

丹精込めて織りあげるアートギャッベと
安心して使えるLOHASなハグみじゅうたんが全コレクション勢揃い予定!

ぜひこの機会にご覧くださいませ。

お問い合わせ先

インテリアショップ ボー・デコール新潟本店
新潟市秋葉区新津4462-3
TEL0250-21-3939