こんにちは。

以前にボー・デコールの家具・インテリアをたくさんご愛用してくださっているお家に撮影にお伺いさせていただきましたので、木の温もりが温かい素敵な平屋のお家、とても素敵なコーディネートと選んでくださったお気持ちをご紹介させていただきます。

以前からお使いいただいていた、アートギャッベのマルチカラーを中心に、N様の好きなものに囲まれたお部屋。カラフルな色がたくさん入っていますが、家具は自然素材と落ち着いた茶系でまとめているので、ほっこりするような癒しの空間です。

窓から光が差し込む時間帯、アートギャッベがキラキラと輝いていて濃淡が美しく、思わずスタッフも「わあ綺麗！！」と声を上げてしまいました。アートギャッベをお使いの方からはよく「なんだか懐かしい気持ちになる」「家の中にいるけれど大地の自然を感じる気がする」と言われることがあります。部屋の中に光が差し込むのは当たり前のことですが、暮らしの中でこんな風に光や風を感じることのできるお部屋は安らぎますね。

 

今はくつろぐ時はソファに座ることが多く、前には大きなテレビがあるのですが引っ越してからは「自然とテレビはあまり見なくなった」とのこと。

レザー張りのソファの上にはやわらかいコットンのブランケットをさらりとかけています。ブランケットは以前からN様がお使いのもの。インテリアだけではなく、身に付ける衣服やストール等もいつも素敵なＮ様、実は意識的に環境に優しい自然素材のものを使うように心がけているとのことでした。

白い壁に飾られている絵画が際立って見え、まるでギャラリーのようですよね。実はこちらの壁に飾られている絵は、N様が趣味で描かれたものだと伺い驚きでした…！多才で繊細なタッチでとても美しい作品です。

そして…お部屋の中でひと際存在感のあるパーソナルチェア。

1939年にフィンユールによってデザインされた ペリカンチェアです。独特なアームの形が特徴で、一人かけ椅子ですが包まれるような座り心地がソファに座るような感覚でとても居心地が良い椅子です。N様も座ってすぐに気に入ってこれにしたい！と気に入ってくださった１脚。落ち着いた赤のウールの張地に、飾りボタンだけ色違いのブルーにしました。

ギャッベの色合いともマッチしていてさりげないツートンカラーが本当に可愛らしいです。無垢材の脚も丸みのある形で、お部屋をより一層優しい雰囲気にしてくれますね。最近はこのペリカンチェアに座りながら瞑想をするのが日課だそうです。ハグされているような何とも言えない心地よさがあります。

リビングスペースとダイニングスペースの仕切りには、背が低めの飾り棚を。

趣味も楽しめるスペースになっております。

 

絵を描くのが趣味のN様、お選びいただく時にこのスペースで絵画作業をするかもしれないということで、何脚どこに椅子を置いてもOKなように大きめの円形のダイニングテーブルは脚が真ん中にあるデザインをご提案させていただきました。

ダイニング下には、シンプルな羊毛素材のじゅうたんをお選びいただきました。

リビングはギャッベやチェアでアクセントカラーを入れたので、このスペースは優しいベージュ系でより自然素材の温かみを感じるコーディネートです。色合いだけではなく、素材の組み合わせも心地よいお部屋にするために大切なポイントですね。

じゅうたんは「素材の羊の毛の温かみがあり見ていて幸せな気持ちになります」とN様。
嬉しいお言葉です。

さらにお家の顔である玄関には、グラデーションが爽やかなハグみじゅうたんのておりシリーズをお選びいただきました。「マルチカラーが好きでいろんな色が入っているのが綺麗で選びました」とのことですが、この１枚で一気に明るくお洒落なエントランスになっていますね。お仕事から帰宅するタイミングで照明がつくようにしているそうです。こんな素敵な玄関だと毎日の帰宅もなんだか気持ちが楽しくなりそうです。

お部屋・玄関のところどころに使ってくださっているKartelのクリスタル(透明)の小物や、お気に入りのガラスのインテリアもみていてとてもワクワクします。

今回のお引っ越しにあたり、N様と家具やインテリア小物について何回もご来店いただき、何回も打合せさせていただいたのですが、私まで毎回ワクワクさせていただきました。たくさんの張地の色の中から好きな色を決めていく行程や、趣味の絵を飾る場所を考えたり、今持っている家具との相性を考えたり…改めてインテリアはこうやって心まで豊かにしてくれるものだと感じています。

 

凄く印象的だったのが、N様の物の選び方です。お洋服でもインテリアでも、素材を吟味されていらっしゃいます。以前にマイクロプラスチックなどの環境問題に着目されてから今まで以上にこだわり選ばれるようになったそうです。私たちの身の回りは、ナイロンやアクリルなどの合成繊維であふれていますが、それが普通になっています。実は、普段何気なくしている洗濯で、合成繊維の細かい糸は少なからず海へ流れていっています。恐ろしいことに、自然に分解されずに環境問題へと繋がっているのです。

その事実を知ってから、使うものは素材や環境を大切にしている背景があるものを選ばれるようになったそうです。お洒落だけではなく、背景を知って気に入ったものを長く楽しみ続ける…そんな生活を日々心がけていらっしゃいます。
お話を聞いて、私たちが20年以上に渡りお伝えし続けるLOHASをまさに体現されていらっしゃいました。

うんと撮影をさせていただき、最後にN様にこんな質問をさせていただきました。

BDスタッフ：「今までもボー・デコールでインテリアを揃えてくださっていましたが、今回また新たにお好きなインテリアでコーディネートしたお家で暮らしてみて、以前と変わったことはありますか？」

N様：「１番思うことは、時間がゆっくり進んでいるように感じること。音楽を聴きながらこの空間にいると幸せな気持ちになります。今まではしなかったのに、最近は本のレシピでスープをよくつくるようになりました。」

お母様から譲り受けた手作りスープの本を出して、バターナッツのポタージュがとても美味しいと教えていただきました。お引っ越しとインテリアをきっかけに生活スタイルもこんなに変わった、とお話ししていただき私も驚きました。暮らしを楽しむコツがたくさんつまっているＮ様の生活、憧れです。

Ｎ様この度はお忙しい中取材させていただきましてありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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