第8回にわたりご紹介するアートギャッベの物語。
これを読めばアートギャッベの全てが分かるはずです。
第6回目は、こんなときどうすればいい?絨毯のお手入れにについてご紹介致します。
アートギャッベは素敵な絨毯だけど、何かこぼしてしまったらと不安を頂いてる方も多いはず。
小さなお子さんやペットを飼っていらっしゃる方でも、安心してお使いいただける理由とお手入れ方法を今回は動画でご紹介致します。
目次
- 飲み物をこぼしてしまった場合
- こびりつきやすいものをこぼしてしまった場合
- 臭いが残りやすいものをこぼしてしまった場合
- お手入れが簡単な理由
- まとめ
飲み物をこぼしてしまった場合
まずは、初歩的なお手入れです。
ジュースやお茶・コーヒーなど普段から飲むことは多いですよね。
手元が誤ってコップやグラスが倒れてしまう…
そんな時には、こちらの方法で拭いてあげてください。
このように、テッシュやタオルなどで水分を吸収させてあげるだけで十分です。
簡単ですよね。
こびりつきやすいものをこぼしてしまった場合
続いて、ヨーグルトなどのこびりつきやすいものは、テッシュやタオルで拭くとこぼしてしまったものを広げてしまう恐れがあります。
そんな時には、こちらの方法で解決です。
このように、まずはスプーンでこぼしたものを掬い取って頂き、濡れタオルで残ったものをふきとります。
そして、綺麗な濡れタオルで拭いてあげます。
仕上げに、テッシュで水分を吸収します。
この最後の水分を吸収することで、生乾きの臭いや毛が硬くなってしまうことを防ぎます。
臭いが残りやすいものをこぼしてしまった場合
最後に、臭いが伴うものをこぼしてしまった場合です。
魚系や鍋・サラダのドレッシングなど、水拭きで汚れは落ちても独特の臭いは消えないですよね。
時間が経てば、臭いは無くなりますが、出来るだけ早く嫌な臭いは無くしたいものです。
今回は、マヨネーズをこぼしてみました。
今までと違うのは、洗剤を使うことです。
ご家庭にあるシャンプーやウール用洗剤、おしゃれ着洗いの洗剤をお勧め致します。
食器用洗剤は、必要以上に泡立つのと脂分も取りすぎてしまうのご注意!
通常の洗濯洗剤も漂白剤入りのものが多いので、色落ちする原因になるでこちらも使わないようにしてください。
お手入れが簡単な理由
こんなにもお手入れが簡単な理由って何だろうって思いますよね。
これは撥水加工をしているわけではありませんし、全てのギャッベが汚れにくい・扱いやすいとも限りません。
アートギャッベだからこその理由とは…
厳選された上質な羊の毛を使っているからなのです。
アートギャッベで使っている羊毛は、故郷イランの高地2000m以上の地域で放牧させた羊の毛を使っています。
この厳しい高地の環境がとても重要で、夏場の日中は、約40℃。高地なので夜になると10℃くらいまで気温が下がります。
羊たちはこうした過酷な環境で生き抜くために、調湿性に優れた上質な毛質となるのです。
また、寒い時には氷点下近くにもなるので、羊の毛は脂分も多く、つるつるで艶のある美しい風合いを見せてくれます。そしてこの豊富な脂分こそが、汚れを浸透させにくくするのです。
・まとめ
- イランの高地で過ごした羊毛を使った素材の良さが活きている
- 厳しい冬を過ごした羊毛は、身を守るために脂分が豊富
- だからアートギャッベはお手入れ簡単
という訳でアートギャッベは、綺麗で想いのこもった素敵な絨毯だけでなく、お手入れも簡単なストレスフリーの絨毯なのです。
だからこそ、小さなお子さんやペットを飼っていらっしゃるご家庭でも安心してお使い頂けるのです。
次回は、アートギャッベのある暮らしについてご紹介します。
特集【アートギャッベものがたり】