こんにちは。
ボー・デコールでは、ただいま長岡にて出張イベントを開催中!
会場となるのは、長岡駅から車で5分!一軒家型シェアスペース「ひらく」さんです。
本日は会場から、アートギャッベを厳選して何枚かご紹介いたします。
まずはこちらのギャッベ。
なんと、めったに出逢えない一面原毛(げんもう)で織られた一枚。
原毛とは、染めていないそのままの羊の毛のこと。
通常赤や青など色のついた糸は、下の画像の様に高温の釜で染色しています。
▲何十時間と煮込んで染色します
原毛はこの工程をふんでいない分、毛がしまらずふわっと柔らかく、また脂分を豊富にまとっているのが特徴です。原毛は、触り心地がよりなめらかなだけでなく、脂分のおかげで汚れにも強いんです。
▲生成りのやわらかい色合い
続いては、茜色の一枚。
グラデ―ジョンが美しい茜色の地に、大きな木が描かれています。
遊牧地の乾燥した大地に力強く根を張る木々は、生命力の象徴。
なによりも大切な「家族の健康」を願って、織られているとされています。
続いては、ザクロ色の一枚。
アートギャッベは手織りで毛の向きがあるため、見る方向によって様々な色合いや表情を魅せてくれます。その中でもザクロの皮を砕いた染料で染められた黄色は、見る方向によって色の変化が顕著に表れ、その美しさに驚かれる方もいらっしゃいます。ぜひ見つけたらぐるぐるとまわって、様々な角度から眺めていただけたら嬉しいです。
最後に、こちらの一枚。
なんて優しい色でしょうか。朝焼けのような美しい淡い紫色、ブルーグレー、原毛のあたたかみ…。新潟と同じように雪が降る遊牧地。雪解け水がとけて、朝焼け色に空が染まって、また朝が来て。そんな季節や時間の移り変わりを感じて嬉しくなるのは、わたしたちも一緒ですね。
さて、本日は少しだけアートギャッベをご紹介しました。
長岡出張イベントは、明後日6/16(日)までやっておりますので、ぜひ遊びにいらして下さいね!
皆様のご来場、お待ちしております。