本日は、ブレイクスタイルのリネンカーテンを納品させて頂きましたので、ご紹介いたします。
ブレイクスタイル?
初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんので、まずブレイクスタイルとは、カーテンの裾を床に垂らすスタイルのことを表します。
ゴージャスとか、ラグジュアリーな印象だったり、生地によっては、ドレッシーでエレガントな印象に仕立てることもできます。
どんな長さに仕上げるかによって、呼称も段階に分かれ、床に少し触れる程度の『タッチング』、3cm程度裾がひきずる『ブレイキング』、裾をほうきに見立てて床を掃く程度の長さで仕立てる『スウィーピング』、裾がしっかりと床に溜まる長さで仕立てる『パドリング』などと表現することもあります。
今回のお客様は、10㎝ほど長く仕立てさせて頂きましたので、スウィーピングスタイルとなります。裾の折り返しも少なくし、柔らかく床に広がるように仕立てました。
また、フラットスタイルで縫製し、カーテンの幅も1.3倍ほど大きくし、カーテン全体がゆったりと柔らかい表情になりました。
柔らかく光を取り込んでくれるリフリンのカーテン。今回は、LL2002の防縮加工した生地を選んで頂きました。
マンションのリノベーションを機にカーテンを探しているうちに天然素材のリネンカーテンを見つけて頂きました。寝室やお部屋の仕切りとしてもリネンカーテンを選んで頂き、白で統一された内装に素材感の違うリネンがアクセントとなり、有機質な白で上質さも演出されました。
所々に真鍮やカッパーなどゴールド系の色も使われており、白いリネンが引き立て役にもなりました。H様この度は大変お世話になりました。素敵なお部屋作りのお手伝いが出来き、大変嬉しく思っております。