こんにちは。
本日は、アートギャッベの中でも珍しい文様をご紹介致します。
このような魚の文様もアートギャッベでは、最近見かけるようにもなりました。
現地で、魚の文様は元気や活力の象徴と聞いております。
遊牧している頃は、ほとんど見ることのなかった魚も定住するようになり、
少し身近な存在になっているかもしれませんね。
元々イランでは、正月に7つの植物と一緒に金貨や金魚鉢を供える習慣があり
その中でも金魚鉢は、活力や人生の象徴とされています。
活力の象徴とされる魚ですが、今日ご紹介する一枚はまさに活魚そのものです。
12匹の鮮やかな魚たちが水中を元気よく泳ぎまわっています。
私も実際には見たことはありませんが、調べるとペルシャ湾にはカラフルな魚たちもいるようです。
ニモのように楽しくなるような一枚ですね。
先日来日していた織子さんたちと話をしていた際にも、絵柄のイメージは頭の中にあり
それを元にアートギャッベを織っていると教えてもらいました。
モチーフをそのままギャッベの中に織り込むのではなく、一度織子さんの頭の中で素敵に変換され
配色や形など個性豊かに織り込まれていくのです。
教科書があるわけでもなく、親から子へ伝承する形式だからこその家々での個性があり
作家さんのようなスタイルになっていくわけです。
アートギャッベの代弁者として、織られた背景・風土、想いが詰まった素敵な世界
織子さんの個性や素敵なアートギャッベをこれからもご紹介していきます。
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