おはようございます。
本日は、アートギャッベのお手入れ方法について、ご紹介いたします。
普段は、掃除機掛けなどで十分ですが、決して安くない絨毯ですので、何かこぼしてしまったら・・・
小さな子供がいたり、年配の方がいてよくこぼすとか、ペットを飼ってらっしゃるなど、
素敵な絨毯だけど、普段使いには不安なことがたくさんあると思います。
そんな不安や疑問を今日は、実践形式でご紹介致します。
例えば、コーヒーをこぼしてしまったら・・・
色も白っぽい毛質のアートギャッベに・・・なんて想像するだけで怖いですよね。
(こんな風に直接こぼすことはないですが、テーブルの上に置いておいて、
ぶつかってこぼしてしまうことはあるかと思います。)
接客で 「油分があるので、はじきます」 と言われる方もいらっしゃいますが、間違いです。
厳密には弾くというより、染み込みにくいのです。
防水スプレーのように水が玉のようにコロコロと弾くのではなく、水分はすっと中に入っていくように見えます。ただ、あわてなくて大丈夫!羊毛は髪の毛と同じように脂分を含んでいるため、芯まで浸透しにくいのです。
一見染み込んでいそうですが・・・
裏まで染み込みにくいのです。
コップ一杯分くらいの水分であれば、同様になります。
まずは、ティッシュなどで水分を吸収します。
叩いてしまうと中に色素も浸透してしまいやすいので、水分をとってあげるようにします。
こんな感じで、ティッシュにコーヒーの水分が吸収されます。
糖分や塩分などべた付くものでしたら、濡らした雑巾で拭いてあげます。
仕上げに、乾拭きしてあげると、乾きやすいですね。
マヨネーズやヨーグルトのようなものをこぼしてしまった際は、
そのまま拭いてしまうとかえって、広げてしまうので、ご注意!!
まずは、スプーンでこぼしてしまったものを掬い取ってから、拭いてあげましょう。
臭いが気になるようでしたら、シャンプーやウール用洗剤、おしゃれ着洗いの洗剤を泡立てて
拭いてあげてください。
洗濯用洗剤は、使用しないで下さい。
(※漂白剤が入っていることが多く、色も抜けやすくなってしまいます)
このような効果を表してくれるのは、イランの高地で放牧させた羊の毛を使うアートギャッベだからなのです。
そして、高地の厳しい冬を過ごした羊の毛を使うため、繊細で脂分も多く、上質なじゅうたんとなるのです。
※決して、すべてのギャッベが同じではないので、ご注意ください。
その他のお手入れ方法も店内に掲示してありますし、
ほとんどのスタッフがアートギャッベを使用しておりますので、実体験を基にしたお話も出来ますので、
気軽にお手入れ方法や疑問点などご質問くださいませ。