こんにちは。
本日も東京・新宿より『キリム&各地のじゅうたん展』にまつわるブログです。
そもそもキリムとは、どんな織物なんだろう?という方もいらっしゃるでしょう。
簡単に説明させて頂くと キリムとは、平織りで織られた織物を表し、
遊牧民族の生活の道具として作られてきました。
アートギャッベ同様に、日々の生活の中で気持ちを明るくしてくれるものとして、鮮やかな色合いや
豊かさを願うための装飾品でもありました。
また、女性の自分を表現する方法でもあり、生活に彩りを加えるうえでも自由な発想で織られております。
そし、て嫁入りの道具でもあるキリムには、様々な文様が織り込まれ、すべてに意味があります。
イーヴィルアイ:魔除けや厄除け (イラン カシュガイ族)
櫛:命の誕生や結婚 (イラン カシュガイ族)
ドラゴン:豊穣や邪悪なものから守ってくれる (イラン アゼルバイジャン)
など幾何学文様は、キリムでは見かけることが多い文様です。
今回のイベントで綺麗なものや珍しい文様として
珍しいシルクのキリム(イラン アゼルバイジャン)
鳥:幸せを運んでくれる神の遣い
稲穂:豊穣を願う (ルマーニア)
花:子孫繁栄 (イラン セネ)
花柄で全体的にヘラティ(庭園)表現しています
狼の口:邪視や悪いものから守ってくれる(セルビア シャルキョイ)
ボテ:家族の繋がりや繁栄。糸杉を表し、ペイズリー柄の原型とも言われる
(イラン シャルジャン)
ライオン:? 初めて見ました! (イラン トルクメン)
アートギャッベだと権威や力の象徴ですが、キリムだとどんな意味が込められているのでしょうか?
皆さんは、どんな意味だと思われますか?
出逢いや発見がたくさんあるキリム 是非、見にいらして下さい。
キリム&各地のじゅうたん展
12/14(木)-1/16(火)
東京・新宿パークタワー内 リビングセンターOZONE 5F 特設会場にて
総数約200枚見ごたえたっぷりです!
国産一枚板と飛騨高山のハギテーブル展
11/23(土)~12/17(日)
ダイニングテーブル・座卓が勢揃い