ボー・デコールから車で7分ほどの新津美術館では、本日4/15(土)より、「佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展」が開催されています。
実はボー・デコールにも、長年愛され続けている平山郁夫デザインの名品があります。
それが、こちらの美しいヘレケ絨毯。
タペストリーとして、壁に飾ったり、棚に掛けたりとお楽しみいただけます。
こちらの絨毯には、平山氏にトルコをイメージしたデザインを依頼したところ、「トルコ人の目(心)に写る日本人の心(富士山)」を表現したという素敵な由来が。
気の遠くなるような緻密な作業を経て出来上がった、絵画の様に繊細で美しい姿は、まさに芸術品です。
ぜひ美術館で平山氏の世界観に浸ったら、その足でお立ち寄りいただき、ヘレケ絨毯の美しさを、そして平山氏の平和への想いを感じていただけたら幸いです。
■平山郁夫とは
日本を代表する画家(1930-2009)。 広島での被爆体験とその後遺症に対峙しながらも旺盛な制作活動を行い、「平和への祈り」を生涯のテーマとして創作活動にあたりました。貴重な歴史遺産が戦乱などによって破壊されていく現実に心を痛め、世界各地の文化遺産保護にも積極的に取り組みました。その姿、そして彼の作品は国内外から高い評価を受け、1998年に文化勲章を受章しました。