こんにちは。
現在開催中の『国産一枚板と飛騨高山のハギテーブル展』もこの週末12/17の日曜日までとなりました。
普段から展示をしてご紹介をしている一枚板ではありますが、国産材がここまで揃っているのは本当に珍しいことなんです。今回改めて、お客様と一緒に木について色々と考えたり、見つめたりしているうちにまた一枚板の魅力を再発見できました。
ぜひ皆様にもこの一枚一枚の板の美しさと存在感を感じていただけたらと思います。
そもそも一枚板として使える太さの木に成長するには少なくとも100年から200年という長い長い年月がかかっています。その年月だけでも相当なものですが、その長い時の中で生まれる杢目は本当に美しいのです。
ちなみにこの杢目(もくめ)というのは木目(もくめ)同じ音ではあっても違うものを指しています。
木目が一年毎に刻まれる「年輪」であるのに対して杢目は「模様」のこと。
左側が「木目」(年輪)、右側が「木目」(模様)
そしてその杢にはその模様の出方によって様々な名前が付けられてもいます。
こちらは「サバ杢」
扇状に波打つ美しい文様。
大きな枝分かれで、枝と枝が引っ張り合って、力が加わることによりこの独特の模様が出現します。枝分かれしたところに生まれる杢目だからこそ、一枚板としても特徴的な形をしています。
大きく二股に分かれていっている感じが分かりますね。ここからまた大きく枝を伸ばしていって葉をたくさん茂らせていたのでしょうね。
これらは人工では決して作り出すことの出来ない形。
100年以上の時をかけ、ゆっくり成長していく中で生まれる模様。
一枚一枚の板の形や杢を見つめることで、その一本の木の育った環境や大木として立っていた時の木の形を想像できるのも、一枚板の魅力です。
もちろん、他にもボー・デコールでご紹介している木の家具は職人さんの手を経て丁寧に作られたモノばかりです。
こちらはナラの無垢材を合わせて製作したテーブル。無垢の風合いをしっかりと残しながらもシンプルなデザインには職人さんの技がたくさん入っています。
このように素直にまっすぐに育った木の木目も美しいのですが、長い時間をその環境に合わせて樹形を変化させながら生きてきた木には圧倒的な存在感があるように思います。
ぜひ皆様も木の生き様を見ることのできる『一枚板展』で木の魅力を再発見してみてください。
国産一枚板と飛騨高山のハギテーブル展
11/23(土)~12/17(日)
ダイニングテーブル・座卓が勢揃い
キリム&各地のじゅうたん展
12/14(木)-1/16(火)
東京・新宿パークタワー内 リビングセンターOZONE 5F 特設会場にて
総数約200枚見ごたえたっぷりです!
長く使える自然素材の家具・カーテン・絨毯を提案します。
インテリアショップ ボー・デコール 新潟
新潟県新潟市秋葉区新津4462-3
☎ 0250-21-3939